株式会社moco
株式会社mocoは2021年末に、株式会社ワールドスタッフィングの100%出資子会社として設立。
求人企業と人材派遣・紹介企業のマッチングを行うプラットフォームMatch B.B.の開発・提供をしています。直近では大手物流企業の契約も相まって事業が拡大。
そんな勢いのあるmocoでカスタマーサポートとテクニカルサポートを担当している牛嶋様にお話を伺いました。
│ユーザー向けマニュアルには統一感が必須
-ご自身の業務の概要を教えてください。
（牛嶋さん）Match B.B.のシステムを実際に活用する方は「クライアント（求人企業）」と「エージェント（求職者（人材派遣会社））」という形で分けておりますが、その双方のお問い合わせの対応をしています。他にも開発支援会社と協議をしながら、UATやABテストを実施したりと開発の側面においても幅広く業務に対応しています。
-マニュアルについてお困りだったことはありますか？
（牛嶋さん）Match B.B.はユーザー向けにマニュアルを用意していますが、これまではマニュアルを作るとなると、パワーポイントで作成をしてきました。パワーポイントでの作成の場合、作成者のセンスによって出来上がりが全く違うものになってきます。色味やデザイン、強調するポイント等、成果物がバラバラになり、統一感がない点には課題を感じていました。また、Match B.B.はブラウザベースのシステムですが、ユーザーの意見も踏まえて改善を行っていくので、マニュアル自体の更新頻度もそれに合わせて多く発生し、実際のところ更新が間に合わず、古くなったマニュアルも多くあり、悩みのポイントでした。
│クラウドでの運用が更新負荷と作業スタイルを変えた
-ManualForceを使って業務はどのように変わりましたか？
（牛嶋さん）これまで作成したシステムのマニュアルは、PDFに変換してWeb上にアップしていたのですが、アップの際は、開発の支援会社に都度差し替えてもらう運用になっていました。これを、弊社のヘルプページにManualForceのリンク先を埋め込み、更新はManualForce側で行い常に新しいものが閲覧できる形にしていこうと準備をしています。
また、各メンバーがManualForceで作成したマニュアルを共有して閲覧できる状態にしておりますので、それをメンバーで確認し合いながらリリースしています。ManualForceで実際に画面を共有しながら共同で編集をできるようになったのは、クラウドを利用する利点として実感しています。
-業務はどれくらい効率化されましたか？
（牛嶋さん）大体1.5時間くらいかけていたマニュアルが、20-30分くらいには短縮したと思います。1つのマニュアルを作成するとき、レイアウトの検討から、画面のコピー・トリミング・貼り付け等、多くの行程があり、さらに複数のページにまたがる時はさらに時間がかかる印象でしたが、通常のステップを操作するだけで、アクションの内容を微修正すれば完成するので作業としては大きく削減しました。
今はまだPDFで展開されてしまっているマニュアルがあるので、これを機にManualForceに移管をしていきたいと考えています。
│変更履歴管理の強化とデスクトップ対応に期待
-ManualForceに今後期待したいことはありますか？
（牛嶋さん）誰がいつ、何を更新したかの変更履歴を管理できたらうれしいです。今はバージョンアップするときは、マニュアルを複製して対応していますが、これが簡単に管理できるとより工数は削減されていくと感じています。ちょうどMatch B.B.も画面更新が頻繁に発生しているタイミングなので、こういった変更履歴の管理がほしいと思いました。
あとは、変更があったマニュアルの通知もあるとなおよいと思います。マニュアルを見て作業する人も、更新があったときに、なんのマニュアルのどこが更新されたかがわかると、実業務上でもそれを加味して作業ができるので、通知機能が入ると実務的にもミスが減り正しく業務ができると考えています。
最後にデスクトップの記録にも期待をしたいです。やはりエクセル等を取り扱うことももちろんありますので、記録の範囲がデスクトップまで広がってほしいと感じています。
-引き続きManualForceがご支援できるよう改善を進めて参ります。貴重なお話をありがとうございました！
※掲載内容は取材当時のものです。
