Mamasan&Company株式会社
Mamasan&Company株式会社は、リモートワーク環境を中心としたBPOサービスを提供しています。本社は東京都千代田区麹町にあり、沖縄・埼玉・熊本にBPOセンターを展開しています。バックオフィス業務やコールセンター業務の請負から、システム開発、業務プロセスの可視化・最適化に関するコンサルティングまで、幅広いサービスラインナップを展開しています。
同社の大きな特徴は、数多くの在宅ワーカーが活躍している点です。彼女たちの多くは子育て中のママであり、日本国内はもちろん、海外20カ国にも在住しています。(420名(オフィスワーカー80名/在宅ワーカー350名))こうした背景が、社名の由来にもなっています。

今回は、同社の代表取締役である田中茂樹様にお話を伺いました。
│ManualForceは「可視化」の第一歩
-Mamasan&Company(以下、MAC)がBPOサービスを提供する際に大切にしている考え方について教えてください。
田中様:MACが大切にしているのは、“誰でも再現できる”業務設計です。私たちは在宅ワーカーを中心とした体制で業務を行っているため、子育てや家事と両立しながら働くメンバーが、短時間でも高品質な成果を出せる仕組みが必要不可欠です。その基盤となるのが「業務の可視化」です。
MACではこの“可視化”を、「マニュアル」と「フローチャート」の両輪で捉えています。そして、マニュアルの整備において強力な支援ツールとなっているのが、Orange Moon社の「ManualForce」なんです。
-ManualForceを導入された理由についても、ぜひ詳しく教えてください。
田中様:MACがManualForceを選んだ理由は明確です。在宅チームにとって求められるのは、誰でもアクセス・更新ができ、構造的に理解しやすい「見えるマニュアル」。ManualForceは、視認性・共有性・拡張性に優れ、多様なメンバー間で一貫したナレッジ共有を可能にしてくれました。

│"MAC流”マニュアル作成に欠かせないもの
-実際にマニュアルを作成・運用するうえで、大切にされていることはありますか?
MACでは、全業務に対してManualForceを活用し、ドキュメントを可視化しています。しかし、私たちは「マニュアル作成=いきなり書き始めるもの」とは考えていません。本当に伝わる、使えるマニュアルを作るためには、まずフローチャートで“業務の流れと関係者”を明らかにすることが不可欠だと考えています。MACではこの考え方を「4段論法」と呼んでいます。
-「4段論法」とは具体的にはどのような内容なのでしょうか?
田中様:業務プロセスの可視化には、以下の4要素がセットで整理されている必要があります。
・いつ
・誰が
・何を使って
・何をする
この4つをフローチャートで明確にすることで、マニュアルは“迷わず、理解できるドキュメント”へと進化します。MACではこの工程を標準化し、フローチャート+マニュアルのセットで全業務を管理。それにより、担当者が変わってもブレない、属人性のないチーム運営が可能になっています。
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│業務の可視化を仕組みから整えるという選択
-非常に論理的で再現性の高いアプローチですね。最後に、業務可視化の重要性についてメッセージがあればお願いします。
田中様:多くの企業が「マニュアルを整備すれば安心」と考える一方で、“再現性の高い業務”を作るには、業務の前提や流れを構造化するプロセスが不可欠です。
MACでは、ManualForceを活用しながら、独自のフローチャート設計とチーム運用ノウハウを掛け合わせ、クライアント企業様の“業務可視化の仕組みごと”引き受けています。
「業務の属人化が解消できない…」
「人が変わるたびにトラブルが出る…」
そんな課題を抱える企業様は、ぜひMACの「可視化力」ご体感ください。